お客様の信頼に応える、徹底した品質管理体制

当社の品質保証部では、独自の品質基準を基にした品質管理システムや生産管理システムを導入し、お客様に安心・安全な良品を提供しております。
シンプル(simple)・スムース(smooth)・スピーディー(speedy)なモノづくりでヨドミのない、生産ラインを目指しています。
またHOGETSUベトナムの活用により、日本の高い品質基準を満たした製品をより安価で調達することもでき、これにより量産時のコストも抑えることが可能となります。

基本方針

基本理念『「出会えてよかった」と言って貰える会社を目指そう』を体現すべく、品質保証の基本方針「お客様視点の誠実なモノづくり」を基に、お客様が手に取ったときに感動を与えられる製品づくりを心掛けています。抱月独自の品質基準により、国内工場はもちろん、ベトナム法人や協力工場において製造された製品に対しても一貫した品質保証を行っています。
すべての製品について不良品の早期発見と再発防止策を徹底し、安定した品質を維持することで、お客様に「安心と信頼」をお届けします。

検査室で作業を行う男性
検査室
検査装置
検査装置

品質管理体制

お客様が安心して製品を扱っていただけるよう、私たちは以下の5つの職務を果たしております。

point 01

データに基づいた改善活動

毎⽉の品質データを元に、社内での不良品件数や不良仕損の推移を把握し、改善のための具体的なアクションを⽴案。 問題が発⽣した際には、原因を特定し、再発防⽌策を実⾏します。

point 02

お客様との密な連携

現場からのフィードバックや検査データを基に、品質改善活動を推進しています。具体的な課題を特定し、効果的な対策を実施します。 お客様からのフィードバックを真摯に受け⽌め、品質改善に反映します。お客様の声を現場に届ける架け橋となります。

point 03

現場との連携強化

製造部⾨と連携し、現場で発⽣した問題や課題に対して迅速に対応。製造プロセスを改善し、製品の品質向上を⽬指しています。

point 04

計量器管理

当社では、製品の品質を確保するために使⽤する計測器について、検査チームで定期的な校正を⾏っています。 校正の実施により、計測器の精度を維持し、故障や精度低下の予防に努めています。この取り組みにより、 常に⾼精度で信頼性の⾼い測定結果を提供し、お客様に最⾼の製品品質をお届けすることができます。

point 05

トレーサビリティ管理

当社では、出荷された製品の製造履歴や使用材料ロットを厳格に管理・データ化しており、ロット単位でのトレーサビリティを確保しています。作業指示書には、各工程や使用した加工機種、製造実績、過去のトラブル情報を記録し、確認を行わなければ次工程に進めない仕組みを導入。これにより、すべての製品情報がシステム上で一元管理され、出荷日や加工履歴とも連携しています。不具合やクレームが発生した際にも、影響範囲を迅速かつ正確に特定し、適切な是正対応をスムーズに行うことが可能です。

検査装置

こちらに掲載する3次元測定機以外にも、ノギス・ダイヤルゲージ・トルクレンチ・マイクロメーター等を使用しております。常に精密な測定検査を行うために、定期的な検査装置の校正は欠かせません。

三次元測定機
3次元測定器(接触式測定アーム)
検査装置
3次元測定機(ワイドエリア)

お客様の信頼に応える、徹底した品質管理体制

当社の品質保証部では、独自の品質基準を基にした品質管理システムや生産管理システムを導入し、お客様に安心・安全な良品を提供しております。
シンプル(simple)・スムーズ(smooth)・スピーディー(speedy)なモノづくりでヨドミのない生産ラインを目指しています。
またHOGETSUベトナムの活用により、日本の高い品質基準を満たした製品をより安価で調達することもでき、これにより量産時のコストも抑えることが可能となります。

検査室

2024年に検査室を新たに開設。これにより温度管理が空調設備により容易になり、粉塵などの汚染リスクの低下、測定精度の向上などにつながっています。
また、検査担当者の集中力・モチベーションの向上などにもつながり、「お客様視点の誠実なモノづくり」を後押ししています。

検査室
検査室

生産管理体制

point 01

工程管理システムによる属人化しない仕組み

独自の管理システムを活用し、人に依存しない生産体制を確立。過去のトラブルのデータを分析し、再発防止策を徹底。

point 02

自社開発システムによる生産管理の最適化

生産管理システムによる生産スケジュールの可視化。
稼働管理システム「PDS(パトランプデータシステム)」によるリアルタイム稼働監視。

point 03

整理整頓と生産性向上の取り組み

工場内の整理整頓を徹底し、作業効率を最大化。MRP活動(改善活動)と連携し、不良撲滅の改善活動を毎月実施。
また、遅番制度(16:30~25:00 稼働)の導入により、できる限りのリードタイム短縮を実施。

BCP観点からの切替事例

  • case 01

    主要仕入先の供給停止に伴う
    部材調達ルートの迅速な切り替え

    お客様の課題

    主要部品メーカーが自然災害により操業停止。通常調達していた電子部品の供給が不透明となり、製造ラインの停止が懸念されました。

    抱月工業の提案

    抱月工業では多数の協力企業を抱えているため、事前に構築していた代替調達先リストと過去の取引データベースを活用し、類似スペック部品の供給可能な複数企業と即時交渉。必要に応じて設計変更と品質保証部門の評価を短期間で実施することを提案。

    結果

    停止時間ゼロで製造ラインを維持。お客様への納期遅延を一切発生させず、BCP体制の有効性が実証されました。

  • case 02

    緊急時の検査拠点切り替えによる出荷遅延の回避

    お客様の課題

    品質検査を担当する一部拠点で、突発的な感染症クラスターが発生。通常の出荷前検査工程に遅延が見込まれ、納期への影響が懸念されました。

    抱月工業の提案

    社内であらかじめ定めていた複数拠点間の検査リソース共有体制に基づき、迅速に代替拠点へ検査業務を移管することを提案。標準化された検査手順書と共有品質データベースにより、スムーズに品質保証が継続されました。

    結果

    業務停止を最小限に抑え、すべての納品スケジュールを遵守。お客様から高評価をいただき、リスク管理体制への信頼感が強化されました。

設計者向け

鋼材部品の設計時に
注意するべき6個のポイント

  • 作図時に注意するべきポイント
  • 実際の設計改善事例

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