出会えてよかったブログ｜【抱月クレド講座】第4回『〇〇重視について理解しよう』

2025年11月11日

お知らせ

第1回はこちらから

https://www.hougetu.co.jp/recruit/blog/kuredo-1/

前回はこちらから

https://www.hougetu.co.jp/recruit/blog/kuredo-3/

本シリーズ【抱月クレド講座】では、全10回を通して、弊社の『クレド』に対しより深い理解をしていただきたいと考えております。また今回初めて『クレド』に接する方は、このシリーズを連続で読んでいただくことで理解し、実践していただければ喜ばしい限りでございます。ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。

また、企業様におかれましては今後『クレド』を制定する際に参考としていただくと、特にY氏(弊社役員)が喜びます。

なお構成上、第1回より順番に読み進めていただくとより深い理解が、気になる箇所を読んでいただくとその箇所に特化して理解を深めていただくことが可能です。ぜひご自由に読み進まれてください。

第4回『〇〇重視について理解しよう』

第2回で学んだ４つの経営品質、あなたはいくつ覚えていますでしょうか。
今回はその中の１つ、「〇〇重視」について考えてみましょう。

今回も突然ですがここでクイズです。

「〇〇重視」に入る言葉は次のうちどれでしょう。

社員（しゃいん）
ファミリー
顧客（こきゃく）
SDGs

ヒント：「重視(じゅうし)」とはあるものを特に重要なものとして注目すること、優先することを言います！

正解は・・・

\ 　\　✨　１　の　「社員」　でした　！　✨ /　/

抱月工業では、前回の第3回でも紹介したように「顧客本位」を掲げています。しかし、顧客ばかりを気にしていては社員自身のモチベーションが削がれ、顧客に対する態度がぞんざいになってしまいかねません。

そのため、社員重視での冒頭カードでは以下のような文言がはっきりと明記されています。

『社員一人ひとりを大切にし、社員のやる気と能力を引き出す仕組みと機会を作り続けることが、お客様第一主義に先行する最も効果的な施策であると考えます。』

「社員がいきいきと働く職場は、顧客を大切にする余裕が生まれる」。新卒で入社し今年3年目を迎えた私でもこの感覚は強く実感しています。

就活生から見た抱月工業の印象

2022年3月、当時大学4年生になる前の春休みを過ごしていた私は、初めて抱月工業に見学に訪れました。当初は緊張をしていましたが、働かれていた社員さんから明るく「こんにちは！」と声を掛けられ幾分か気持ちが楽になったのを覚えています。

他にも以前インターンシップをしていたところよりもいきいきと楽しそうに働かれている社員の皆さんをみて、「私もここで働きたい！」と思い当時の採用担当の方に「！」を多用して気持ちをお伝えしました（今考えればお恥ずかしい、、、照）。

それほど抱月工業には人を魅了させる力があり、抱月で働く社員の皆さんお一人お一人にその魅力が宿っていると考えています。そしてその魅力を明日も明後日も、1年後も5年後も絶やさずに出会う相手に感じさせるべきだと考えています。それが経営理念である「「出会えてよかった」と言って貰える会社を目指そう」の実現にもつながっていくのではないかと信じています。

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「社員重視」の項目からみる、抱月工業が目指す会社像

では、具体的に「社員重視」とはどういうことなのか。クレドに書かれているものを紐解いてみましょう。

1. 成長のための先行投資

カードにはこうあります。

『お客様の満足度を高め続けるためには、社員自身の成長と、充実度が大切です。』

顧客満足のためには、まず社員自身が成長し、仕事の充実感を得る必要があります。そのために抱月工業では、研修や勉強会、資格取得支援など「学びの場」を積極的に提供しています。これは単なる福利厚生ではなく「先行投資」。将来の会社の成長を見据えて、まず社員に投資することが私たちのスタンスです。

2. 社員の想いを尊重する

さらにカードには、

『「何を求め、どうなりたいのか」、その目標設定を自らが起こせる私たちでありたい』

と書かれています。会社が一方的に目標を押し付けるのではなく、社員が「自分はこうなりたい」と考える。その想いを大切にし、尊重する姿勢です。もちろん現状とのギャップはありますが、それを一緒に埋めていくのが会社の役割。だからこそ、社員が「自分で目標を決め、動き出せる」環境づくりに力を注いでいます。

そして社員には「自分で目標を決め、動き出せる」人間になってほしいと考えております。目標を持てなかったら、成長ができません。会社から言われてでしか動けないのは、「出会えてよかった」と思ってもらえる社員になれません。

つまり「社員重視」とは、単なるスローガンではなく、社員一人ひとりが自分の人生を主体的に歩むための土台づくりだと言えます。自分の想いを大切にし、それを会社が応援してくれる環境があるからこそ、安心して挑戦でき、失敗からも学び続けられるのです。こうした積み重ねが、顧客や取引先、そして地域社会に対しても「抱月工業らしい価値」を提供する力、「出会えてよかった」と言って貰える会社へとつながっていきます。