交野市の製造業現場 ― 技術と人をつなぐ鉄板加工
こんにちは、抱月工業です。
9月に入り、まだまだ残暑は厳しいですが、工場の中には少しずつ秋の風が入り込むようになりました。
今日は、鉄板加工の現場で大切にしている“チームワークと教育”についてご紹介します。
■ガス切断の技術を伝える現場
抱月工業では、厚板を扱う際に欠かせない加工方法のひとつがガス切断です。
炎で鉄板を熱し、酸素で一気に切り進める作業は、見た目以上に繊細。
切断速度が速すぎれば歪みが出る。
遅すぎれば切断面が荒れる。
一見シンプルですが、職人の経験と勘が仕上がりを大きく左右します。
現場では、ベテラン社員が新人に付き添いながら、
「この炎の色がちょうどいい」
「今の速度なら次工程が楽やで」
といった形で技術を少しずつ伝えています。
■鉄板加工は“ひとり”ではできない
鉄板は数百キロにもなる重量があります。
移動やセッティングの際は、必ず複数人で声を掛け合いながら行います。
「もう少し右」
「そのまま止めて！」
「オーライ！」
こうした声掛けの積み重ねが、安全で効率的な作業を支えています。
鉄板加工は決して一人で完結する仕事ではなく、チームの力で成り立つ現場なのです。
■交野市で“ものづくり”を学ぶなら
抱月工業では、工場見学やインターンシップを通して、
学生や就職希望者の方に現場の空気を体感していただける機会を設けています。
実際に訪れた方からは、
「職人同士のやりとりが印象的だった」
「思った以上に活気があった」
といった感想をいただいています。
交野市で製造業を学びたい、ガス切断や鉄板加工に興味があるという方は、ぜひ一度現場に足を運んでみてください。
■まとめ
抱月工業の強みは、鉄板加工の技術力と、人を育てる現場文化にあります。
これからも「技術」と「人」を両輪に、地域のものづくりを支えていきます。
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