抱月工業の製品づくりを支える機械設備の紹介   (≪本社≫マシニングセンタ(M1-1)編)

弊社についての紹介

抱月工業とは?

私たち抱月工業は大阪府交野市に本社を置く、鋼板加工業の会社です。
2024年には設立63年と還暦を越えるもなお成長と発展を遂げております。
8月には枚方市に新たな営業拠点となる『枚方office』も誕生し、より活気づいております。

各拠点の概要紹介

≪本社概要≫
社名: 抱月工業株式会社
通称: 交野本社、本社工場
創立年: 昭和22年2月1日 1947年
設立年: 昭和36年2月1日 1961年
所在地: 〒576-0054 大阪府交野市幾野6丁目48番1号
連絡先: TEL: 072-891-9281 / FAX: 072-891-7717
資本金: 2千万円
主な事業所の役割: 本社・営業所機能(総務・経理・広報・経営企画・人材研修・営業部・生産管理・製造技術管理)/工場機能(ガス切断・レーザー切断(ファイバー、Co2)・マシニング加工・曲げ加工・開先加工・ショット加工・自社便による出荷)
人数: 113名 (2023年12月31日現在、会社全体)

≪京都工場概要≫
名称:  抱月工業株式会社 京都工場
設立年: 令和5年2月1日   2023年
所在地: 〒619-0215 京都府木津川市梅美台8丁目2番3号
連絡先: TEL: 0774-66-7005 / FAX: 0774-66-7006
主な事業所の役割:工場機能(品証・生産管理・生産技術・溶接・切断・マシニング・曲げ・ロボット自動化による特殊加工・自社便による出荷)/研究開発機能(HOGETSU LAB.)


≪枚方office概要≫
名称: 抱月工業株式会社 枚方office
設立年: 令和6年8月20日 2024年
所在地: 〒573-0032 大阪府枚方市岡東町19-1 ステーションヒル枚方 オフィスA12階
連絡先: TEL: 072-896-7770 / FAX: 072-896-8214
主な事業所の役割: 営業所機能

今回のブログの内容

今回のブログでは、弊社の本社工場のマシニング加工に使われている機械のうちの1つをご紹介いたします。

マシニング加工とは?

マシニング加工の概要

マシニング加工とは、NC工作機械であるマシニングセンタを用いて材料を切削する機械加工のことで、フライス加工の一種です。


マシニング加工の特徴は以下のように挙げられます。


・3D図面や入力されたプログラムに基づき、自動で刃物の位置をコントロールする
・工具の交換も自動で行うため、加工ごとに設備や工具の交換が不要
・従来の設備では加工が困難だった形状も加工できる
・大型の機械加工や人の手では難易度の高い加工、同時5軸加工など幅広い加工が可能
・旋盤よりも自由に刃物を動かすことができるため、加工形状の自由度が高い


マシニング加工では、エンドミルやドリル、タップなどを使用し、穴あけやねじ切り、形状加工などの作業を行います。自動車の部品や電子部品など、高い精度が求められる幅広い製品に利用されています。


マシニングセンタには「自動工具交換装置(ATC)」が搭載されており、ツールマガジンにセットした切削工具をプログラムに沿って自動で交換します。これにより、段取り替えの手間を省くことができ、製造時の無人化や省力化、コスト削減につながっています。

抱月工業でのマシニング加工の機械(マシニングセンタ)

抱月工業では現在、本社に6台・京都工場に3台(内1台は2025年1月より稼働開始)の計9台のマシニングセンタがあります。
それぞれの機械の特徴を生かし、様々な加工を行っております。
今回ご紹介するマシニングの機械は、主に数が多い製品の加工のために使われています。

マシニングのメリットとデメリット

マシニングセンタには以下のようなメリットとデメリットが挙げられます。


メリット
・作業が自動化されて、生産性の向上が期待できる
・作業時間が短縮されるため、人件費などの費用が削減できる
・品質にばらつきが出にくく、安定性が向上する
・多様な加工や人の手では難しい加工にも対応できる


デメリット
・丸物の加工や深さが必要な加工が難しい
・加工プログラムの作成に時間を要する
・導入コストが高い
・加工する製品の硬度や厚さによっては工具の摩耗が著しくなる

抱月工業では以上のメリットとデメリットを考慮し、2000年代後期からマシニングセンタを導入しております。

抱月工業のマシニング設備の紹介

今回は本社で使用されているマシニングセンタの1つ、ヤマザキマザック社製の「MTV-655/80N」についてご紹介いたします。

※都合により画像は「MTVー655/60N」を使用しております

「MTV-655/80N」の特徴

ヤマザキマザック社製の「MTV-655/80N」はマシニングセンタのなかの『縦型マシニングセンタ』という分類に区分されます。

「MTV-655/80N」はテーブルサイズが 650mm × 2,000mm × 600mm と加工領域が広く、抜群の耐荷性を誇るため、重工長大な製品の切削加工が可能です。

詳しい製品の説明についてはヤマザキマザック様の製品ぺージをご覧ください。

立形マシニングセンタ MTV 商品紹介ページ(ヤマザキマザック様 HP)

https://www.mazak.com/jp-ja/products/mtv/#y-axis-stroke-650

「MTV-655/80N」の抱月での活用方法

抱月工業では上記の特徴を生かし、このマシニングセンタを活用しております。
この機械の能力は勿論、オペレーターの技術や能力も組み合わさって高品質な製品のご提供を実現しております。
貴社の製品の製造や加工にお困りの際には、ぜひ我々抱月工業にお任せください。

(事業推進部広報チーム 清原)


contact

会社体験に参加

「出会えてよかった」
と言ってもらえる仕事をしませんか?

皆さんとお会いできる機会を
楽しみにしています。

Let’s go to Hogetsu!