チャレンジストーリー01

【京都工場】前代未聞!?1つの工場に3人の工場長

3名の工場長
  • 2022年12月 新卒入社 H.Sさん
    製造部

    2022年12月 中途入社 H.Sさん

  • 2022年 中途入社 T.Kさん
    モノづくり革新部

    2022年 中途入社 T.Kさん

  • 2016年 新卒入社 Y.Kさん
    製造部

    2016年 新卒入社 Y.Kさん

工場長が3名体制になった経緯とは

2016年 新卒入社 Y.Kさん
Y.Kさん

以前の責任者の矢橋副工場長は京都工場の立ち上げに関わった方で、京都工場ができてからずっとここにいた方でした。2023年はHOUGETSUベトナムの新工場立ち上げも進んでおり、矢橋工場長がベトナム現地へ行くことになりました。

2022年 中途入社 T.Kさん
T.Kさん

後任をどうするか?となった時、京都工場は出来たばかりでそこまで経験値の高い社員もいなかったため、「3人いたらなんとかなるんちゃう?」という話になったそうです。

2022年12月 中途入社 H.Sさん
H.Sさん

経営戦略室の弓指さんがベトナムに向かう飛行機で提案したそうですよ。社内でも「それおもろいやん!」となって、3人の工場長体制に決まったと聞いています(笑)

3人の工場長 それぞれの歩み

2016年 新卒入社 Y.Kさん
2016年 新卒入社 Y.Kさん
Y.Kさん

私は新卒の1期生として抱月工業に入りました。製造の現場で切断と仕上げの作業を経験した後、2024年7月に京都工場長に任命されました。
矢橋副工場長が異動するタイミングだったので、そこまで驚きはありませんでしたが、3人で工場長やると聞いて少し安心しましたね。

2022年 中途入社 T.Kさん
2022年 中途入社 T.Kさん
T.Kさん

私は溶接会社で3年、機械メーカーで5年勤めた後、2022年に抱月工業へ入社しました。前職では肉体労働が多かったので、抱月工業の自動化への取り組みにとても興味を持ちました。
呼び出された時は、何かしらの責任者は任せてもらえるかなと思いつつ、工場長だったら面白いなと思っていました。ホッとしたのが半分、ガッカリが半分というイメージです。まだ自分一人では任せてもらえないのだと受け止めました。

2022年 中途入社 T.Kさん
2022年12月 中途入社 H.Sさん
H.Sさん

近畿大学でマグロの研究をしていたのですが、就職活動の際、社長と直接お話しして、会社のビジョンや社長の考え方に惹かれたのが、抱月工業を選んだ理由です。他の企業では社長と話すことすらできなかったですからね。
入社してからは生産技術に携わり、その後、京都工場に配属されました。
2024年に工場長指名を受けたのですが、この年齢にもかかわらず責任を任せていただき嬉しく思っています。

工場長3名体制の京都工場。
役割分担と課題とは?

2016年 新卒入社 Y.Kさん
Y.Kさん

私たちは役割分担していますが、微妙な境界があって、時には「誰がこの問題を担当するのか?」という場面もあります。
3人だからこそ柔軟に対応できる部分もあれば、逆に責任の所在が曖昧になることもあるので、その部分は正直課題ですね。

2022年 中途入社 T.Kさん
T.Kさん

私も意思決定の速度が少し気になる時があります。それに、全員が同じ未来を描いているわけではないので、方向性を一致させることが重要です。
現在はHPS活動も京都工場版にカスタマイズして進めていますが、しっかり話し合ってそれぞれが思い描いていることをすり合わせていくことが重要だと感じています。
工場長になる前は、現場の仕事だけに追われていて、目標を全然考えていませんでしたが、今では長期的な目標を考えています。そこはまだ慣れていない部分ではありますね。
正直、どの課題から取り組むべきか優先順位をつけるのが難しく、どこから手をつけたらいいのか分からない状態です。社員が働きやすい環境を作らないといけないとは思っているのですが・・・

2022年12月 中途入社 H.Sさん
H.Sさん

これは京都工場だけではなく、抱月工業全体の課題なのかなと思っているのですが、生産管理の改善が必要だと感じています。今だと残業に頼らざるを得ない場合もあるので、どうやったらうまくできるのか、というのをずっと模索しています。
まだ具体的な解決策は見えていませんが、根本的な仕組みを変えないといけないと思っているので、最近識学の安藤さんの仕組み化の本を読んだりして、模索しています。

3人の工場長

今までやったことのないことをやる

2016年 新卒入社 Y.Kさん
Y.Kさん

強いていうなら「今までやったことのないことをやっている」という感覚が楽しいですね。外部の人と接することも増えたので、その面でも楽しく感じています。
ただ、どちらかといえばまだ悩みの方が圧倒的に多いので、やりがいとかを感じている余裕もないといった感じです。(笑)

2022年 中途入社 T.Kさん
T.Kさん

正直なところ、まだ何も成し遂げてないですので、やりがいなどはこれから感じてくるものだと思います。
私は「LABO 兼 工場長」なのですが、この春にロボットの立ち上げができたので、その時は楽しかったですね。
私はおそらく何かを成し遂げた時に、やりがいを感じるタイプなので、工場長としての楽しさ・やりがいを感じるのはもう少し後かもしれませんね。

3名がそれぞれ思う、未来の
京都工場とは

2016年 新卒入社 Y.Kさん
Y.Kさん

みなさんが楽しく働ける工場にしたいですね。今はまだ100点中50点くらい。やはり、まだまだ体力的にも負荷が高い状態だと思います。
T.Kさんが言っていた「自動化」は間違いなく鍵になると思います。また、ビジョンや目標がしっかり定まれば、一体感をもって頑張れる組織にしたいですね。そんな組織にするためにも、思っていることや改善アイデアはどんどん共有して欲しいです。

2022年 中途入社 T.Kさん
T.Kさん

私の夢は「人がしんどい作業をしない現場」を実現することです。
材料を機械に入れる、加工や出荷場までの運搬など、全てを機械に任せる状態を実現したいです。
そうなった時、人がする仕事は原材料を切ったり、機械のメンテナンスをしたり…2035年頃まではかかるかもしれませんね(笑)

2022年12月 中途入社 H.Sさん
H.Sさん

私は「全社員LABO化計画」を進めたいです。
製造工程をロボットに任せ、人はその技術の研究開発に携わる形が理想ですね。京都工場をイノベーションの場にしていきたいです。
また、仕事がしんどい時こそ、楽しめる組織でありたいです。
私も大変な時こそ「やべー、しんどいですね」と笑っています。ポジティブな姿勢が、仕事の質を高めると信じています。

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