大阪本社　モノづくり技術部 K.Mさん

現在の仕事内容を教えてください

モノづくり技術部は工程管理チーム、調達チーム、CADチーム、生産設計チームといくつかの部門に分かれており、私は生産設計チームに所属しています。
生産設計チームでは主に2つの業務があります。
1つ目は営業の方とタッグを組む仕事で、お客様から頂いた図面を元に加工可能かどうか？どのような工程が良いか？どのくらいの納期がかかりそうか？などを見積もり、営業の方にフィードバックをします。中には社内での加工が難しい製品もあるので、その時は新しい工具を買ったり、治具を作れば加工できるのか？まずは試作を行ってみて評価し、営業の方に情報共有するといったことをします。
2つ目は、お客さんから提供された図面だと内容が分かりにくかったりすることもあるので、加工がしやすくなるように社内用の図面を作り直したりします。
割合的には1つ目の見積もり関係業務が6~7割になります。図面に課題がある場合は直接お客様と打ち合わせをすることもあります。

抱月工業に興味を持ったきっかけや決め手はなんですか？

前職は自動車業界の会社で生産技術の仕事をしていました。前職でも図面を扱うことはありましたが、どちらかというと生産性改善の業務がメインだったので、抱月工業に入社してから覚えたこともかなり多いです。
前職はかなり大きな企業だったので、作業や工程がかなり細かく分業化されていました。そのためキャリアプランもおおよそ決まっているところがあって、あまりワクワク感がなかったんです。もう少し自分の裁量で動いたり、小回りの利く会社で働いてみたいという思いがあって、転職を決めました。
抱月工業は転職エージェントに紹介してもらったのですが、抱月工業はベンチャー感があって、業界や枠にとらわれないことをやっていると感じて興味を持ちました。当時から大久保社長自身がラジオやメディアに出演して情報発信をかなりしていたので、面接で社長と実際に会った時もそこまで意外性を感じることはなく、想像通りの会社だな、と感じました。

今まで関わったプロジェクトやチャレンジしたことなど
について教えてください。

今は部署が細分化されて無くなっていますが、入社して1年半くらいは生産技術部という部署に所属していました。当時は京都工場の立ち上げを進めていた時期でしたので、最初に関わったプロジェクトは京都工場へ溶接設備の移管を行うというものでした。その時は前職の経験も活かしつつ、チームで作業を進められたので、移設が終わった時はとても達成感がありました。
今の生産設計チームに移った時は、まだまだ製造工程などの細かい部分を理解しきれていなかったこともあり、実際に作ってみたら全然違うものができてしまった、などの失敗もありました。その時は周りの人にたくさんフォローしてもらって、なんとか乗り越えさせてもらったのですが、そういった失敗はチーム全体で共有し、確認回数を増やすだとか、抜け漏れチェックが無いように仕組みやルールを決めていくという取り組みを続けています。
あとは、現場の人と一緒に試作を何度も重ねて、何とか「これだったらいける！」という製品ができ、それが受注まで至った時はとても達成感がありました。営業も現場も含めてチームで取り組んでる感じがあってやりがいを感じます。

抱月工業と「出会えてよかった」と感じる瞬間は
どんな時ですか？

やりたいことに手を挙げたら誰もそれを否定することは無いので、チャレンジがしやすい文化があると思います。例えば、京都工場のロゴ作りをさせていただいたことがあります。社内のトラックにはそのロゴを採用してもらったりしているのですが、こういった取り組みは自分の所属部署や業務にとらわれずチャレンジさせてくれるので、そういうところはいいなと思っています。
失敗することももちろんありますが、チャレンジすることに関しては周りの人も寛容だと思います。

今後はどんな風に成長していきたいですか？

今は会社がどんどん大きくなって、抱月工業のブランド力も高くなっていると思います。その中で社員のみんながもっともっと抱月工業で働くことに誇りを持てるような力になりたいと考えています。
例えば、今はどうしてもBtoB取引が多く自社独自の製品はないので、BtoC向けの製品を作るような機会があれば、目に見える形で抱月工業のブランドを高められるのではないかと思っています。
今は業務量も多くなってきており、なかなか手が回らない実情もありますが、チャレンジをさせてくれる社風なので、バランスをとりつつ今後取り組んでいきたいと思っています。

ある1日のスケジュール

抱月工業に入社を考えている方への
メッセージをお願いします。

抱月工業はチャレンジする人を認めてくれる会社です。個人的には自らチャレンジをする人はもちろん、チャレンジする人を支えられる人も必要だと思います。
中途採用の場合はそれまでのキャリアやできることも大事になってくるとは思いますが、新卒入社の子を見ていると、自分のこだわりや情熱を持っていておもしろい人、変わったところがある人、周りを巻き込めるような人がとても多いと感じるので、そういった部分をアピールできると良いと思います。