技術コラム
【徹底比較】ガス切断とレーザー切断の違いとは?精度・コスト・用途まとめ

はじめに
金属加工の現場では「ガス切断」と「レーザー切断」がよく使われています。
一見似たような加工方法ですが、加工できる板厚・精度・コストに大きな違いがあり、用途に応じた正しい選択が必要です。
本記事では、それぞれの特徴を徹底比較し、外注先選びの参考になる情報をまとめます。
ガス切断とレーザー切断の基本原理
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酸素と燃料ガスを利用して鉄を溶かし、吹き飛ばして切断
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厚板(20mm以上)の切断に強い
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設備コストが比較的安く、大型部材向き
レーザー切断の特徴
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レーザー光を高出力で集束させ、熱で金属を切断
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薄板~中厚板に適し、高精度(±0.1mm程度)を実現
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複雑形状・精密部品の加工に最適
項目 | ガス切断 | レーザー切断 |
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対応板厚 | 厚板(20mm以上)向け | 薄板~中厚板(0.5~20mm程度) |
精度 | ±1.0mm程度 | ±0.1~0.5mm |
コスト | 初期費用安いが加工速度は遅め | 設備投資高いが加工速度は速い |
適した用途 | 建築鉄骨、架台、大型構造物 | 精密部品、デザイン性のある加工 |
どちらを選ぶべきか?用途別の判断基準
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厚板・構造物・大型設備用 → ガス切断
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高精度・複雑形状・製品部品 → レーザー切断
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短納期・量産対応が必要 → レーザー切断
抱月工業での対応実績
抱月工業では、ガス切断とレーザー切断の両方に対応可能です。
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厚板鉄骨用の大型切断(ガス切断)
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精密部品・機械部品の加工(レーザー切断)
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切断後の 溶接・塗装・組立まで一貫生産
→ そのため「板厚・精度・納期」に応じて最適な加工方法を選定し、短納期で高品質な製品を納めています。
「大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良(関西圏)のものづくりは抱月工業におまかせ!鋼板の調達から加工、溶接までワンストップソリューション」
鋼板の調達から加工、溶接まで――抱月工業は、大阪を拠点に一貫したものづくりサービスを提供します。たとえば…
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スピード調達
長年のネットワークを活かし、必要な鋼材を最短納期で確保。 -
高精度な溶接技術
最新の溶接設備と熟練の職人による、強度・美観ともに妥協しない仕上がり。 -
柔軟な試作対応
「こんな形状で試してみたい」というご要望にも、小ロットで即対応。
抱月工業は、品質・納期・コストの三拍子そろった最適ソリューションをご提供します。お気軽にお問い合わせください!
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