製品事例
カムフォロア受け

材質 | SUS420J2 |
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寸法・精度 | 平衡度0.01 硬度HRC50 溝公差H7 面粗度▽▽▽ |
板厚 | 19 |
納期・リードタイム | 1.5か月程度 |
製品用途 | 蛇行制御装置 |
数量 | ロット100 |
製品特性 | 加工難易度の高い部品 |
使用した設備 | 3次元測定機(ワイドエリア)(キーエンス)WM-6000 外注 |

お客様の相談・悩み
M社様は食品包装設備に関わる自動化機器メーカーです。自動機器に使用する部品は外部で調達し、組み立てを自社で行っています。
ある加工難易度が高い部品があり、既存の加工業者で品質面の問題が発生。他の加工業者に見積もりを取ったところ、どの会社も難易度の高さから不良リスクを考慮した価格で見積もられ、価格競争が起こりにくく、品質とコストのバランスでお悩みでした。
抱月工業の課題解決
品質管理基準に見合った加工業者様の選定
抱月工業は溶断を起源とする企業であり、溶断品の納入実績が豊富です。そのため、複数の加工業者様と強固な信頼関係を築いており、製品の加工難易度や品質管理基準に適した業者様を選定することができます。このネットワークを活かし、選定した業者による適正なコストでの提案が可能であることをお伝えしました。
効果・メリット
図面の変更提案
加工箇所の追加や加工順序・工程の変更により、品質の安定化が期待できるため、お客様にその提案を行いました。それに伴い、図面変更の可否や用途上の問題がないかを設計担当者と共に詳細に打ち合わせ、問題がないことを確認した上で試作品の製作に進みました。また、検査方法についても慎重に打ち合わせを行い、検査方法によって良品と不良品の差が生じないように対策を講じました。
不良リスクの低減・コストの削減
加工箇所の追加や加工順序・工程の変更により、品質の安定化が図られ、不良リスクの低減とコスト削減が実現しました。提案段階で図面変更の可否や用途上の問題を事前に確認し、設計段階での調整を行うことで、無駄な手戻りを防止。また、検査方法についても慎重に打ち合わせを行い、良品と不良品の差を最小限に抑えることができました。これにより、品質向上と共に不良リスクを低減し、効率的なコスト削減を達成しました。
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