製品事例

ケガキ作業時間の短縮

お客様の相談・悩み

D社様は、溶接作業時に製品部材にケガキ作業を行っており、作業効率や生産性の向上を目指して改善策を検討していました。ケガキ作業は手作業による工程であり、時間がかかり、作業の精度にもばらつきが生じやすいことから、全体の生産性を高めるためには効率的な方法への改善が必要でした。そこで、D社様はより効率的で精度の高い作業方法を導入し、生産性を向上させるために最適な解決策を模索していました。

抱月工業の課題解決

ケガキ作業とは

ケガキ作業とは、材料に加工や切断の目安となる線や印をつける作業のことを指します。製造工程において、正確な位置や形状を示すために行われる重要な工程の一つです。ケガキ線を基準として、切断や穴あけ、削り出しなどの加工をしたり、加工範囲を事前に明示することで、加工ミスや材料の無駄を防ぐことが可能です。ただし、大量生産や複雑な形状の加工ではケガキ作業に時間がかかり、人間が行う作業であるため、熟練度に応じて精度やスピードに差が出るといった側面もあります。

工数削減のための対策

最終図面をベースに、ケガキ位置を追加した新しい図面を抱月工業で作成しました。このCADデータを活用することで、社内の切断工程においてレーザーマーキングをケガキとして代用できるようになり、お客様側の作業負担を大幅に削減することができます。

効果・メリット

生産性の向上を実現

従来の手作業によるケガキ工程を効率化し、作業時間の短縮と工程の簡略化を実現しました。工数削減に繋がるこの対策により、納期短縮も可能となり、お客様にとって大きなコスト削減と生産性向上を実現することができました。

その他写真

kegaki

contact

お問い合わせ

お客様が抱える課題、ご相談やお見積もりは
お気軽にお問い合わせください。
全国対応可能です。

お見積もり・加工のご相談はこちら

072-891-9281 受付時間 9:00〜15:00(平日)