溶接後の接合部を強固に
大型構造物から精密部品まで、高精度な開先加工

抱月工業の開先加工

  • 直線からR形状まで、異形部品の開先加工に対応
  • 切断・曲げ工程と連携した一貫対応
  • 熟練作業者による安定した加工品質

技術情報

point 01

ロボット加工による異形部品の開先加工

開先加工は形状が複雑になるほど加工条件の設定や作業負荷が大きくなり、異形部品では特に効率と精度の両立が課題となります。

抱月工業ではロボットによる開先加工を活用し、直線だけでなくR形状や曲線を含む異形部品にも柔軟に対応しています。

ロボット加工により安定した加工軌道と品質を確保しながら、大型構造物~精密部品まで形状に応じた高精度な開先加工を実現しています。

point 02

切断・曲げや機械加工・溶接工程と連携した一貫対応

開先加工は溶接前工程として、前後の加工精度や段取りの影響を大きく受ける工程です。
切断や曲げとの連携が不十分な場合、開先精度のばらつきや手戻りが発生しやすくなります。
抱月工業では、切断・曲げ工程と連携した一貫した加工体制により、部品形状や溶接条件を踏まえた開先加工を行っています。
溶接作業を見据えた精度管理と安定した品質を実現します。

point 03

熟練作業者による安定した加工品質

開先加工は、角度・深さ・仕上がり状態によって、溶接後の強度や外観品質に大きな差が出る工程です。そのため、設備による加工だけでなく、最終的な判断と調整が欠かせません。
抱月工業では、ロボット加工による安定した加工をベースに、熟練作業者が仕上がり状態を確認し、必要に応じて微調整を行っています。
機械加工と人の技術を組み合わせることで、大型構造物から精密部品まで、溶接品質を支える安定した開先加工を実現しています。

製品事例

【製品例】

  • フレーム
  • フランジ
  • プレート
  • ベース
  • 架台

設備情報

  • 開先加工ロボットMOTOMAN-GP12(安川電機)

    開先加工ロボットMOTOMAN-GP12(安川電機)

    大阪工場 2台保有
    特長 クラス最高レベルの動作速度で生産性向上に貢献。ケーブル内蔵可能な中空アーム構造で周辺装置との干渉を低減。
    リンク メーカー製品ページはこちら

製品の仕上げ:パートナー企業で対応可能な加工・処理

豊富なネットワークを有しており、70社を超えるパートナー企業と協力することであらゆる加工・処理が可能です。
以下のような加工・処理に対応した実績があります。

  • マシニングセンタ(門)
  • 五面加工機
  • 汎用フライス
  • プレス加工
  • 組み立て
  • 鋳造、鍛造
  • BTA
  • ガンドリル
  • プレーナー
  • キーシーター
  • 焼入れ焼戻し
  • 焼きならし
  • 焼きなまし
  • 高周波焼き入れ
  • 窒化、浸炭焼入れ
  • 亜鉛メッキ
  • アルマイト
  • 黒染
  • クロムメッキ
  • パーカー等のメッキ処理
  • 塗装

開先加工の基礎知識

開先加工とは

開先加工とは、溶接前に母材の端部を削り、
溶接金属が十分に入り込む形状(開先)を作る加工です。
溶接後の強度や耐久性を確保するために欠かせない工程です。

開先の形状や角度、深さは、
材料の板厚や溶接方法、使用用途によって異なり、
適切な開先加工が溶接品質を大きく左右します。

開先加工のメリット・注意点

メリット

  • ◆溶接強度を高めることができる
     適切な開先を設けることで、溶接金属が母材の奥までしっかりと入り、溶接部の強度や耐久性が向上します。
    大型構造物や荷重のかかる部品では特に重要です。
  • ◆溶接不良のリスクを低減できる
     開先加工により、溶接金属の流れが安定し、溶け込み不足や割れなどの不具合を防ぎやすくなります。結果として、品質の安定と手直し工数の削減につながります。
  • ◆溶接作業を効率化できる
     適切な開先形状を設けることで、溶接作業がしやすくなり、作業時間の短縮が可能です。作業者の負担軽減にもつながります。
  • ◆試作から量産まで対応しやすい
     ロボット開先では、プログラムを一度作れば繰り返し使用できるため、確立したプログラムをそのまま量産に適用できます。そのため量産品立ち上げ時もスムーズな生産体制の構築が行えます

注意点

  • ◆形状管理が溶接品質につながる
     開先の角度や深さに大きなばらつきがあると、溶接の溶込み不足や外観のムラに繋がります。後工程で安定した溶接品質を確保するため、適切な形状維持に努める必要があります。
  • ◆形状や板厚によって加工難易度が上がる
     厚板や異形部品では、加工条件の設定や作業が難しくなる場合があります。
    設備や加工方法の選定が重要になります。
  • ◆前後工程との連携が必要
     切断・曲げ工程との整合が取れていないと、手戻りや追加工が発生することがあります。工程全体を見据えた加工が求められます。

抱月工業が選ばれる理由

材料調達から切断・加工・溶接まで一貫対応

創業時より培ってきた鋼材の切断から、自動化が進んだ最新鋭の設備を活用した鋼材加工まで自社一貫対応します。
製缶・溶接や塗装・めっき・熱処理なども対応し、品質保証まで抱月工業が行いますので、部品調達の手間削減、BCP対策、調達コストの見直しなど、あらゆるお悩み解決に貢献します。

コストダウン・品質安定・短納期化に貢献

細かなヒアリングでお客様の課題を的確に捉え、図面、加工方法、配送など製造工程の全体像をトータルに見直します。
自社一貫対応できる加工設備と長年培ったノウハウを活かし、コスト・品質・納期の最適化を実現します。

ベトナムでも日本と同品質で加工

本社・京都工場と同等の最新設備を持つベトナム法人を有しており、日本で試作した製品の量産工程をベトナム法人で行うことが可能です。これにより日本品質の製品をベトナム水準の加工コストで提供します。

contact

お問い合わせ

お客様が抱える課題、ご相談やお見積もりは
お気軽にお問い合わせください。
全国対応可能です。

お見積もり・加工のご相談はこちら

072-891-9281 受付時間 9:00〜15:00(平日)